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登録販売者必見!花粉シーズンに客単価を上げる接客術(提案販売のコツ)

ドラッグストアで働いていると、目立つ売り場の商品がガラッと変わる時期がありますよね。 実は、その季節に合わせて、その季節に必要になるものを大きく展開しています。 大きく分けると、1年に3回ほど売場が変わります。・花粉シーズン(2〜5月ごろ)・夏の疲れシーズン(7〜9月ごろ)・風邪シーズン(10月〜2月ごろ) いずれも季節の変わり目に重なり、お客様のお悩みが変化するタイミングです。そして、シーズンごとの接客にひと工夫加えることで客単価のアップが可能です。今回はそのなかでも『花粉シーズン』に絞って、登録販売者がすぐ実践できる客単価アップの接客術をお伝えします。

登録販売者必見!花粉シーズンに客単価を上げる接客術(提案販売のコツ)

アレルギー専用鼻炎薬と「ついでに」提案できるアイテム4選

花粉症のお客様が来たとき、アレルギー専用鼻炎薬や鼻炎薬を販売してそれで終わりになっていませんか?実はそれ、かなりもったいないです。お客様はすでに「花粉症で困っている」という状態でご来店されているので、関連する悩みを抱えているケースがとても多いんです。上手にお声がけできれば、1回の接客で2〜3点のアイテム提案につながります。アレルギー専用鼻炎薬との相性が特に良いアイテムは、次の4つです。

1.点鼻薬

2.点眼薬(目薬)

3.整腸薬

4.肌ケアアイテム

それぞれ、なぜ提案できるのかを詳しく見ていきましょう。

1.点鼻薬:「今すぐ楽になりたい」人への即効サポート

近年、点鼻薬の需要はじわじわと高まっています。種類によっては即効性があり「今すぐどうにかしたい!」というお客様に特に好まれます。たとえば、こんなお客様が来たとします。

・鼻水がつらくてたまらない

・副作用はできるだけ少ない方がいい

・即効性も捨てたくない

こういったケースでは、副作用が比較的少ないアレルギー専用鼻炎薬をベースにしつつ、「鼻がつらいときだけ点鼻薬を使う」という2本立ての提案がマッチします。逆に、内服薬が苦手なお客様にはアレルギー専用の点鼻薬をメインで提案するのもアリです。

ただし、点鼻薬は商品によって使用上の注意が異なります。

使用頻度に制限があるものもあるので、必ずお客様と一緒に確認してから販売しましょう。

例えば「鼻水がひどいときだけ使える点鼻薬もありますよ。内服薬と上手に組み合わせると、より快適に過ごせます」のひとことが自然なきっかけになります。

2.点眼薬(目薬):花粉症は目にも来る。

花粉症といえば鼻水のイメージが強いですが、目がかゆくなる人も非常に多いです。お客様が「目も痒くて…」とひとこと漏らしたら、ぜひ目薬を選んであげましょう。

また目薬を選ぶ際、コンタクトレンズを使用しているか、どのタイミングで目薬をさしたいかもヒアリングしてみてください。

コンタクト対応のアレルギー用目薬もありますが、成分の制約から効果がおだやかなものが多い傾向があります。目の症状がひどい場合は、裸眼用の目薬の方が効果を実感しやすいです。コンタクトをする5分ほど前に裸眼用をさす方法もあります。

さらに洗眼薬とのセット提案もおすすめです。花粉が目に付着した状態で目薬をさすと、かえってかゆみが広がってしまうことがあります。「洗眼してから目薬を使うと、より効果的ですよ」と伝えるだけで、お客様にとってもためになる情報を伝えられます。

アレルギー専用鼻炎薬+目薬+洗眼薬で、一度に+2点のチャンスです。売れる・売れないよりもまず「紹介すること」が大切です。

3.整腸薬:免疫と腸の意外な関係

花粉症のお客様に整腸薬?と思った方もいるかもしれません。筆者も最初は同じことを思っていました。でも、少し考えてみると納得できるんです。

アレルギーとは、体を守るための「免疫」システムが、花粉などの無害なものに対して過剰に反応してしまう状態です。くしゃみや鼻水は、身体が「外敵を追い出そう!」と反応した結果。花粉症に悩む方は、この免疫システムが必要以上に働きすぎてしまっているわけです。

ここで注目したいのが、腸と免疫の関係です。全身の免疫細胞の約60〜70%が腸に集中しているといわれており、腸内環境を整えることが免疫バランスの改善につながるというわけです。

「アレルギー症状を根本から和らげるためにも、腸内環境を整えることが大切なんです」と難しい話をしなくても「腸と免疫はつながっているので、整腸薬もあわせていかがですか?」のひとことでも十分です。

4.肌ケアアイテム:花粉は肌にもダメージを与える

花粉の影響は、鼻や目だけにとどまりません。肌に付着した花粉が刺激となり、赤みやかゆみが出る「花粉皮膚炎」を引き起こすこともあります。特に敏感肌の方や、もともとアトピー傾向がある方には気をつけてほしいポイントです。登録販売者でも話題にしやすいスキンケアのきっかけは以下の4つです。

1.クレンジング・洗顔:花粉をしっかり落とすことが基本のケア

2.保湿:肌のバリア機能を高めて、外部刺激から守る。

3.日焼け止め:紫外線ダメージが花粉による炎症を悪化させることがあるため、UV対策も有効

4.低刺激スキンケア:花粉で肌が揺らいでいる時期は、やさしい処方のアイテムが安心。

このような話をして「それなら試してみたい」というお客様が出てきたら、化粧品担当のスタッフにつなぐのも立派な仕事です。医薬品コーナーと化粧品コーナーが連携することで、店全体の客単価アップにつながります。

まとめ:花粉シーズンを「接客力を高めよう」

花粉シーズンは、1回の接客で複数提案でき、接客力を高める最良の機会です。

アレルギー専用鼻炎薬の接客をきっかけに、点鼻薬・点眼薬・整腸薬・肌ケアの4つの状況に応じて提案することで、客単価を自然に引き上げることができます。

大切なのは、無理に売ろうとするのではなく、お客様の悩みに寄り添いながら「こういった方法もありますよ」とそっと提案することです。

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