登録販売者のスキルアップにおすすめの資格７選！

登録販売者は一般用医薬品に関する資格です。ですが、小売業に従事している登録販売者は、医薬品販売は業務の一部であって、その他様々な商品知識や販売スキルが必要だと実感していると思います。今回は、「スキルアップのために資格を取得したい」「転職に備えて業務に役立つ資格を取得したい」「これから登録販売者として働こうと考えている」そんな方におすすめの資格７選をご紹介します。（※情報は2024年1月時点のものです。最新情報は必ずサイト等でご確認をお願いします）

登録販売者業務に関係する資格

日本健康マスター検定（日本医師会が監修協力/後援：文部科学省・日本薬剤師会など）

特定の疾病、健康テーマだけでなく、健康全般を体系的にカバーする「ヘルスリテラシー」の向上をはかる検定で、国の「健康日本21」などの健康政策に準拠しています。最新の知見、情報、実践的な健康知識やノウハウを学べます。

受験方法：指定会場にて受験（試験はCBT方式）
受験料：マスター 6,600円、エキスパート 9,900円（いずれも税込）
資格期限：いずれも4年間（更新制）
web：（日本健康生活推進協会）https://kenken.or.jp/

販売士（リテールマーケティング）

販売士とは、小売・流通の基本や販売技術、マーケティングや店舗運営などを習得する「販売のプロ」です。小売業に関する知識を幅広く習得できます。受験料は2024年4月1日以降の受験から改定となり、値上がりとなります。詳しくはサイトをご確認ください。

受験方法：インターネット申込方式or会場問い合わせ方式
受験料：<2024/3/31までの受験分>3級 4,200円、2級 5,770円、1級 7,850円（いずれも税込）
　　　　　　<2024/4/1以降の受験分>3級 4,400円、2級 6,600円、1級 8,800円（いずれも税込）
　　　　　　※別途、事務手数料550円（税込）がかかります
資格期限： 5年ごとの更新制
web：（日本商工会議所）https://www.kentei.ne.jp/retailsales

健康管理検定（後援：文部科学省）

健康管理検定は、約１日周期のリズム（日内リズム）を作り出す仕組みである体内時計（時計遺伝子の働き）に着目した「時間健康科学」の知識を学べます。体内時計の失調は様々な症状を引き起こす可能性があるため、相談応需の際にプラスαの知識として、お客様にお役立ていただけるでしょう。

受験方法：受験条件はなく、指定会場にて受験（どの級からでも受験可能）
受験料：3級 4,950円、2級 5,500円、1級 6,600円（いずれも税込）
web：（日本成人病予防協会）https://kentei.healthcare/

薬機法管理者

薬機法管理者は、健康食品を中心として、化粧品一般、医療機器一般、美容機器一般、健康器具一般等の薬機法や機能性表示食品、景品表示法について学べます。

薬機法は登録販売者であれば知っておくべき法律で、特に店舗管理者は薬機法をしっかりと理解しておかなければなりません。健康食品を中心とした薬機法の理解を深めたい方や、法規に抵触しない表現方法を学びたい方は受講してみてもいいでしょう。

受験方法：e-ラーニング＋修了試験に合格後、資格試験を受験
受験料：講座・資格試験セット 89,800円（税込）
資格期限：1年ごとの更新制
web：（薬事法ドットコム）https://ydc-edu.com/

POP広告クリエイター

小売業あるいは広範なサービス業における職員のPOP作成能力を審査するPOP広告クリエイター技能試験は、（一社）公開経営指導協会が厚生労働大臣の認定を受けた準公的資格試験です。売り場作りには欠かせないPOP広告ですので、売り上げや店舗管理者からの評価につながり、転職や就職の際にアピールポイントになるかもしれません。

受験方法：受験条件はなく、全国主要都市にて年2回（2月と8月予定）実施
受験料：5,500円（個人で申込みの場合、別途郵送切手代168円必要）
web：（公開経営指導協会）https://www.jcinet.or.jp/examination/pop/